私は中学受験をしています。
それこそ小学校4年生から大手の塾に通い、勉強中心の生活を小学生ながら送っていました。
ただ、大手の塾でたくさんの人と勉強するのが性分に合わなかったのか成績が伸び悩み、志望中学に合格する見込みがないことに気づくのです。
この時点で受験まで1年を切っていました。
ここで大きな決断をします。
生徒が3人しかいない個人塾に塾を変えるのです。
社会人ではこの変更は大したことないことですが、小学6年生の時分に王道と言われる大手塾を辞めて、個人塾に編入することは相当な決断が要りました。
しかも、結果が約束されているわけではない。
自分が正しいと思った道が本当に正しい道でないこともある。
そのため、判断には慎重になりがちになるのは誰しもあると思うのですが、この頃の博打的判断は我ながら危険を顧みない思い切った判断だったと思います。
そして、その道を信じて突き進む。
若くて何も知らない子供だから、何の疑いもなくできたのだな、と今は思っています。
ただ、この個人塾、今の世の中ではありえないような塾だったんです…